2013年8月22日木曜日

【第3.75回会議 議事録】

【第3.75回会議 議事録】

日時:2013年8月20日 19:00〜ž21:00
場所:CAI02
作成者:磯野清香

【1】企画決定時期の確認
10月中旬までに企画を確定する。
10月下旬までに企画書を作成して、予算のめどをつけ、上層部に企画を通す。
その後アーティストに依頼するという流れになります。

キーボーさんからは
「あまり焦らず、今はテーマを深く掘り下げて考えよう。
でものんびりはしないでね!」とのお言葉がありましたーー!

【2】テーマについて 
3.5回会議でいいなと思った案を並べてみると、
【価値観が変わる】【わたしたちの見え方】という共通点が見えて来ました。
キーワードとしては
1)サイトスペシフィック 2)アートピース

価値観が変わるということは
多くの表現者が目指している当たり前のことではありますが、
500m美術館を見て、◯◯に対する価値観が変わる展覧会にしたいなということ。
◯◯の中身はまだ曖昧です。
通勤通学、移動、時間、光、空気、電波、地下、雪など…

キーワード
1)サイトスペシフィック
特定の場所に存在するために制作された作品および経過のこと。
つまり500m美術館という場所をテーマにする。

「お家展」by福原さん
普段は家から仕事モードへと頭を切り替えていく空間で、
通勤・通学に急ぐ人へ"家"という存在を投げかけることにより、
自分ー家ー仕事場の距離感を再考する機会にしたい。


「大蝦夷現代絵巻、詩歌」by津田さん
歌人が500メートル美術館という場所に呼応して詩歌を生み、
歌人の詩歌に触れ作家の作品が呼応し、
詩歌と作品に同時に触れた鑑賞者が呼応する、
そうした連鎖反応をこの500メートル美術館という場所で生み出したい。

「鏡の中の鏡」by山崎さん
通路や駅にある鏡、窓、ガラスに映る人の姿ってなんとなく見てしまうと思い、
鏡をテーマにした作品を500m美術館に展示すると目を引くのではないか。

「Now in yesterday、昨日の今」by紫葉さん
普段意識していない"通路を歩いている人間活動"をわざわざ映像にすることで
歩行者、鑑賞者に改めて意識させる。

キーワード
2)アートピース by福原さん
アーティストの方たちに何か小さな媒体となるものを送り
(例えばペットボトル、傘、カバン…厚さ5cm未満のもの)
それをもとに作品を作ってもらい返送していただく。
アートピースを壁面上で構成し何か一つの大きな構図とする。
構図は、町並みや駅のホーム、公園などわかりやすい感じにする。

一人あたりの依頼料は安くできるが、数を頼めば資金はかかるかもしれない。
小さな作品は、大きな作品よりも引き受けてもらいやすいかも!


上記テーマとは別のパネルで・・・
【国際芸術祭にむけての美術入門!】もしたいという案がでました。

少し知識をつけておくと作品を見た時に一層楽しめますよね?
一般の人達がもっとアートや国際芸術祭を楽しめるように、美術入門の展示を作る。
監修する方が必要なこと(札幌市立大学 上遠野先生の現代アート入門本が面白い!)
ただの教科書のようにはしたくはないこと、作品写真の著作権などが課題。

アートに親しみがない方にも興味を持ってもらえるように
"わかりやすい作品"と"挑戦的な作品"どちらもおきたいという話も出ました。
まだふわっとしたテーマなので、より掘り下げて行きましょう!!

【3】資金について
クラウドファウンティングをしている例
奈良美智さん http://harappa-h.org/AtoZ/modules/tinyd/index.php?id=15
ほうほう堂さん http://camp-fire.jp/projects/view/734

500メーターズがクラウドファウンティングをする場合、
援助金に対しての報酬に何ができるのか?ポストカードや手ぬぐい?
まずはテーマを決めようということで、具体的な話までなりませんでした。

【4】役割分担について
リーダー:福原明子
企画:福原明子
デザイン:杉本直貴、大塚めぐみ、山崎花奈美、福津圭佑
文章:内山優菜、大住哲
交渉:大住哲
広報:
会計:
議事録:磯野清香、佐々木蓉子、杉本直貴、山崎花奈美
連絡:福原明子
記録:福津圭佑、山崎花奈美
飲み会:磯野清香
今回これなかった方は、次回に決めましょう!

【5】今後の予定
次回は8月28日(水)19:00〜21:00 講座&第4回会議
CAI02ではなく、「越山計画」というギャラリーカフェになります!
(CAI02は展覧会のため使用できません。ご注意をー!)

越山計画
〒060-0002 北海道札幌市中央区北2条西3丁目1番地 越山ビル2階
駅前通りにある、1階にイタリア料理屋さんのラパウザが入っているビルの2階になります。

9月の予定は
9/4(火)19:00〜 臨時MTG予定
9/11(火)19:00〜 臨時MTG予定
9/21or9/22 福原ちゃん家であいちトリエンナーレやアートについてアツく語る飲み会を開催予定w
9/25(水)19:00〜 講座&第5回会議

長い議事録にお付き合い下さり有難うございました〜!
さやもじゃ

2013年8月20日火曜日

旅するアート搬入レポート後編

こんにちは。
フクハラです。
かなーり遅くなってしまいましたが、現在500m美術館で開催されている旅するアート展の搬入レポート後半をついに!(ごめんなさい)アップします。

搬入レポート前編はこちら
http://500meters.blogspot.jp/2013/08/blog-post_3857.html

搬入期間は3日間で、そのうち1日目はレポート前編に書いた主にペンキ塗り、2,3日目に本格搬入という流れでした。
私は2日目は丹羽良徳さん、3日目は風間天心さんと最後にほんの少しだけ松本力さんの搬入をお手伝いさせていただきました。


まずは2日目。

丹羽良徳さんの作品は数台のモニターにパフォーマンスの映像を映し出すインスタレーションです。
輸送されてきたモニターを箱から出し、位置を決め、DVDプレーヤーとつなぎ、コンセントとつないでゆきます。500mのコンセントは24時間通電しているところと時間でブレーカーが落ちてしまうところがあるので、モニターやDVDプレーヤーの性質上今回の配線は少し大変でした。
また、はさみがない!水平気がない!と色々道具を取りに行ったりしてしまい、時間を食ってしまったのが残念なところ。次からは道具もある程度準備してから行こうっと...

そしてこの日は私の予備校時代の友達もお手伝いに来ていました。
彼女とは予備校を出て以来特に連絡も取っていなかったのですが、昨年ばったり映画祭で会い、6月に開かれた丹羽さんのアーティストトークでまたもや再会。
数年前に彼女が秋田にいた際、丹羽さんのトークを企画したのだそうです。
共にアートの世界を志して、またアートを通して再会できたのはなんだかとてもうれしいことです。
この500m美術館を通して様々なアート関係の方とお会いしていますが、また彼らともアートを通して再会できる、そんな人生を送れるようにしたいと思っています。

しかし、この日は写真を撮るタイミングをのがし、一枚も撮れず...


3日目

風間天心さんの写真とテキストの作品の搬入をお手伝いしました。(詳細は是非500m美術館で見てみてください!)

風間さんの作品搬入を手伝う500メーターズ
手前がおすぎ、奥が山ちゃん。
 
 
 指定された写真とテキストを水平垂直に気を付けながらピンでとめていきます。



作品展示はライティングが重要です!



松本力さんの作品を手伝う500メーターズ
脚立の青年が櫻田君。
右から2番目の方が松本さんです。


私はこの場所のお手伝いはしていないのですが、
写真にある零戦を入れるのが大変だったようです。


ザ☆ガラス拭き!!
松本さんの展示スペースの内側からガラスを拭く山ちゃん


展示スペースのガラス板は可動式で搬入出時は一か所に収納できるようになっています。その際、どうしてもガラスに手の跡がついてしまうので、それを1枚ずつ光の反射でチェックしながらみんなで拭いていきます。
やっときれいになった!と思っても、別の角度からみたら手垢発見...だんだん精神統一がなされてきます。
しかもこの日はガラス専用の布巾が切れてしまい、違う製品で拭いていたのですがなかなか落ちず...最終的に新聞紙(紙は油をよく吸収する)が良いとの情報が入り、みんなで新聞紙でガラスをふいていました。新聞紙の威力は絶大です!!
私は500メーターズに入る前に何度か500mの搬入出のお手伝いをさせていただいているのですが、この作業が毎回大変です。


そして最後に松本さんの壁付する作品をみんなでつけて、搬入終了!!お疲れ様でした!!


美術館やギャラリーに行ったときは、作品がどのように展示されているかはあまり考えたことがなかったのですが、実際にはメジャーで位置を図り、水平機で水平をとり、時には大きな作品をみんなでえっこらせと持ち上げ...展示作業も作品を見せる空間づくりとして、とてもクリエイティブで細やかな作業なんですね。
私個人も12月にギャラリーで小さな展示をするのですが、きっと展示の方法で作品内容と同じくらい悩むんだろうな...とうっすら感じております...

今回は他の作家さんの所でも何名かの500メーターズがお手伝いしていたのですが、全員の所は回れず...次回はもう少し全体の雰囲気をお伝えできるようにしたいと思います。

以上、搬入レポートでした。
遅ればせながら、今回の展示の内容も↓

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500m美術館
旅するアート -Travelling Art展

2013年8月3日(土)~11月8日(金) 

時 間: 7:45~20:15(照明点灯時間)無休 ※最終日のみ17時まで

アーティスト
遠藤一郎、小沢剛研究室、風間天心、吉川貫一、丹羽良徳、
藤木正則、松本力、Jerzy Goliszewski、Matthew Cowan

http://500m.jp/
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3.5回感想 フクハラ

こんにちは。
フクハラです。
 遅くなりましたが前回の感想です。

 皆さん、それぞれ異なった観点から企画を練り上げていたのが面白かったです。自分にはない考え方が多かったのでとても刺激になりました。
その分、今回の会議の感想文でも、それぞれ気になった企画はバラバラでしたね。
となれば、500m美術館も長いわけですし、いくつかの企画の良いとこどりをして、「500メーターズ的500m美術館~○○、△△、◇◇の点から~」みたいな感じにしちゃうのもありかなと思います。
 
予算に関しては、青森の市民発足の実行委員会で開催された奈良良智展では、10万円単位の出資金(500mは入場料なしなので、出資という形にはできないかもしれませんが...)と1万円単位の協賛をとっていたことと、前回の会議で出たコンカリーニョの募金箱制がヒントになりそうな気がします。

前回会議の感想

こんばんは、佐々木です。

 

以下前回会議の感想です。

 

個人的にいいなと思った展示は、いくつか出ていた、文字(詩歌や文学など)と現代アートの企画です。

ストーリー性があっても散文形式でもそれぞれに魅力がうまれるのではと思いました!

 

自分は、価値観を変える展示というテーマだけ頭に思い浮かんでいたのですが、展示内容の具体化ができていませんでした。みなさんとの話し合いの中で、価値観を変える展示にはいろんな形や方法が考えられ、

展示を通して人の価値観を変えることというのはおおごとじゃなくて、日常の中で起こりうることだと実感しました。

 

美術館の展示を見て、作品に対して純粋に驚いたり感動したりすることも、その人の価値観の変化につながるんだなということをあらためて感じました。

2013年8月17日土曜日

次回追加ミーティングの日程

こんばんは。フクハラです。
次回の追加ミーティングは20日(火)の19時です。
場所は、CAIのいつもとは反対側の方、カフェの隣のスペースになります。
いよいよ企画の内容固め(絞り込みとプレゼン)と、役割分担に入っていきます。
今回出席できない方にも情報が行くように、またメーリスなどまわしますので、チェックお願いします~。

2013年8月14日水曜日

前回会議の感想 byサクラダ


こんにちは、サクラダです
facebookにあげた前回会議の感想です。こちらにも投稿せよとのことだったので、一応こちらにも。遅くなりましたが・・。以下掲載文をブログ用に若干補足を加えたものです。



まぁ、今回は小さなテーブルにわっと集まって話し合うていう形だったので、少しずつ面白い案が飛び出しそうな雰囲気が出来てきたのは良いことだと思いました。もっともっとラフな感じでも良いと思いますが。みんなの意見を聞いてると、お互いまだばらばらな感じがします。や、企画の内容とかはばらばらでも良いんですけど、ある程度の意識共有された中でのばらばらがベストって言うか・・。集団でものを作るのって凄い難しいことだと思うんですけど、だからこそ得られる少数意見とかも大事にしながら、最終的に一つの案にまとまっていくと良いなぁ、て感じです。facebookなどのSNSも有効利用できるよう、僕自身もっと策を講じていこうと思います。

良かった案
福原さんの、小さなメディアをいろんなアーティストに渡して〜 ていうやつの手法は面白いなと思った。
展示に言葉を使うこと自体は嫌いじゃない。
撤去展は好きだけど(笑)、500m美術館の今後を考えると不安。

2013年8月11日日曜日

【重要】今日の会議のまとめと日程のご相談と宿題

こんばんは。
フクハラです。

①今日のまとめ
②また緊急会議が増えましたので日程のご相談
③宿題
④次回、次々回の日程の確認


企画書を書いていただいた皆様、会議に参加した皆様、お疲れ様でした。
今日の会議は13名が参加し、お互いの企画のプレゼン、500m美術館の問題点について主に話し合いました。最後は資金集めと役割分担について少しだけ話し合い、あとはフリートーク。(企画書をFBやブログに出していただいた方で、今日参加していない方の分は、その場で内容を読み上げさせていただきました。)

今日は新たに、部会に話を持っていく際は企画趣旨と出品作家を出さなければならないことが分かったのですが、出品作家を決めて部会に出すということは、その時点で作家にオファーできているということであり、ということは、なんと、その時点で資金のめどをたてていなければならないということなのです!!
元予算が少ないため、もしそれを超えそうな企画を考えるならば、資金調達についてもしっかり話し合わなければなりません。


次回は28日(水)の予定でしたが、それまでにもう一度会議を開くことになりました。そこで、日程のご相談です。
8月19日か20日の夜にCAI02で開こうと思います。皆さんのご予定をお聞かせください。
あと、参考までに28日も参加できるかどうかも。
締め切りは12日(月)の深夜12時まで。未定の場合もお知らせください。


先ほど書いたように、資金の調達が展示内容のキーとなりそうです。少しでも良いので、個々人で資金調達の方法を考えたり調べたりしてきてください。よろしくお願いします。

また、今日の会議に出た方は、お手数ですが今日の会議の感想や自分の企画の再考、今回の会議で良いと思った企画(それに対する意見)などを、FBとブログに上げてください。FBとブログに載せる内容は同じでも違ってもかまいません。(※FBは非公開、ブログは公開。)全員の意見の共有が目的です。

④8月の残りの会議は8月19日または20日と、28日の2回となります。
19(または20)日で、企画を何個かに絞り、28日で決定したいと思います。
また、役割分担もこの2回のうちで行います。(2つの出席率しだいかな...)

では、今日はこの辺で。
おやすみなさい!

2013年8月10日土曜日

佐々木です、提出し直します

すみません、私も添付できませんでした、、 ここに直接書きます。

 

 

 

500メーターズ企画案

 

 

■質問

展示にアーティストを呼ぶ  or  500メーターズが作品をつくる

アーティストを呼ぶ

展示する作品のクオリティを一定の基準以上に保つためにはこちらの方がいいと思いました。

 

 

企画名

 

■テーマ

見た人の価値観や、社会の認識を変える展示

 

前回の500メーターズ会議で三橋さんがおっしゃっていたことに、とても共感しました。変えるまで行かなくても、ひっかいてみたり、はできるのではと

考えています。

 

 

展示内容

具体的な展示の形を思いついていません。

テーマなど、抽象的な展示イメージは広がっているのですが…「人の価値観を変える展示」にはたとえばどんなものが考えられるのかということについて、メーターズのみなさんの意見をお聞きしたいです。

 

 

アーティスト(建築家、小説家など作家以外も可)

 

必要なもの

 

■現在の500メートル美術館が持つ問題点

・たまたま通りかかった人で、足を止めて作品を観ている人が少ないということ

 

・多くの人に知ってもらうために、だれにでも親しみやすい・だれも不快に感じない展示を心がけることと、展示の革新性を保ち続けることの両立の難しさ

 

・アーティストの世界を守りつつ、行政との交渉をしていくことの難しさ(上と関連ありです。)

 

 

企画の目的・500メートル美術館で展示する意義

日常の中で、アートにふれることによってなにかについての自分の認識が変わるという新鮮な体験を提供することで、札幌の人のアートに対する関心を高め、市民とアートとの距離を縮める。

 

通路を通る人々の目に留まるという点で日常性を持つ500m美術館は、お金を払って入る他の美術館より作品鑑賞が気軽にできます。このような展示をすることでアートと人々の社会を結ぶ役割をはたしていけるのではないかと考えました。

 

 

■最近面白かった展示について

 

企画案です。

おはようございます、佐々木よう子です。

昨日までの企画案1次締切に間に合いませんでした…すみません。遅れてしまったのですが、一応ブログに投稿します。まだまだ内容が固まっていないのですが、一度提出してみます!よろしくおねがいします。

 

2013年8月9日金曜日

提出し直し!

すみません、再びアンノです。
企画書添付ができていなかったので、直接ここに・・・。
 
 
 
 
 
 
 
 

500メーターズ企画案

89日 阿武 奈津美

 

■質問

 展示にアーティストを呼ぶ or 500メーターズが作品を作る

□アーティストを呼ぶ。企画、アートマネジメント、キュレーション…などの仕事に重きを置くのであれば、自分たちで制作をするのはちょっと違うような気がします。

 

■企画名

□道内アーティストの紹介

 

■テーマ

□道内の作家を知ってもらう

 

■展示内容

□道内で活躍されている作家さんの作品とキャプションを展示する、というものでなく、大きな名刺のイメージ。例えば、模造紙1枚程度の大きさの名刺やポスターのようなものを貼る。

 

■アーティスト(建築家、小説家など作家以外も可)

 

■必要なもの

□作家さんの情報、作品(作品の写真に統一して良いかも)、顔写真なんかも公開して良いという人なら使わせてもらう。

 

■現在の500メートル美術館が持つ問題点

□展示環境が悪く作品を壊さないという絶対の保障が出来ないこと。

元々美術館でなく、空間が持つ最大の役割は通路であること。

公共の場であることと、500m美術館の形態として、展示内容や展示物の形体に制限があること。

 

■企画の目的・500メートル美術館で展示する意義

□北海道や札幌でどんなに活躍しているといっても、一般市民は作家のことを知らないので、興味をもってもらう。美術に深い興味がない人以外は、道内作家の作品も名前も知らず、話題にあがりもしないのが現状だと思います。飾ってあるものを作っているのが道内出身というだけで、少しは親近感があり、興味を持つのではないかと思います。展示をする意義としては、一般市民がアートに少しでも興味を持つようにすること。来年には札幌で国際芸術祭というものが行われるということをPRすること。市民がアートに興味を持たないと、国際芸術祭は成功しないと思います。ですから、今後国際芸術祭を何十年にもわたって開催し続けていくことを考えて、市民の興味をひくことは大変重要だと思います。

 

■最近面白かった展示について

 

 

明日の会議、どうしても都合がつかず欠席しますので、企画案を載せます。申し訳ありません。議事録や企画書フォーム、これまでの情報などをあげてくださったみなさん、ありがとうございます。

空白箇所があってすみません。私が考えていることを書いてみました。いままでの話の流れからずれているかとは思いますし、美術館として運営するのに、ポスター的な情報を貼るというのは、今後の500m美術館が目指していくところと違うのかなとは思いましたが(そもそもどういった場所にしていくことを目標にしているのでしょうか?)、500m美術館は、非常にアートに興味を持っている人は足を運んでくださるのでしょうが、通路として通行する以外には行くところではないと思います。既存の大きな美術館は、時間と労力、お金をかけて足を運びますが、通行人が用事のついでに目にするというのは利点だと思います。国宝級の作品をあの場所に展示できるかと言えば、私は、どんなに周知されて年月が経っても不可能であるように思いますので、既存の美術館と同じことをする場所にまで高めるのとは違った角度で運営してはどうかと思います。

企画案提出します

アンノナツミです。
明日の会議、都合がつかず欠席しますので、企画書をこちらに提出させていただきます。
ワード作成のものを添付します。

2013年8月8日木曜日

旅するアート展 搬入レポート前編

こんにちは。
500メーターズのフクハラです。
今回は500m美術館の企画展「旅するアート」の7月31日~8月2日に行われた搬入レポートの前編です。
前編→ペンキ塗り編
後編→搬入お手伝い編


1日目は黒ずんだり塗り斑が出ていたりした壁のペンキ塗りが主。
搬入はまだあまりされず...


まずは、通行する方たちに少しでもご迷惑のかからないように、コーンで作業スペースを確保します。



次に、ペンキが床にたれても大丈夫なようにテープやビニールで保護します。(この作業を“養生”と言います!)




使う道具はこれ!ペンキ入れと、ローラー、あとは細部用に小さな刷毛を使います。(写真右のローラーは骨のみですが、カギになっている部分にフワフワしたスポンジのようなものをつけて使います。)
ちなみに、500mの壁で使われているペンキはラッカー系の刺激臭が強いものではなく、水性だけど乾くと耐水性になるエナメル系のものを使用してます。



準備ができたら塗っていきます。コツは縦にまっすぐ、規則正しく!
写真は(多分)メーターズ1のアートおたくサクラダ君。


今回は一人の作業写真しか載せられませんでしたが、実際は4~5人で作業していました。私自身もペンキ塗りをしていたため全員の写真をとるタイミングはあらず。
そして絶対に服は汚すまいと思っていたのですが、気付いたら綿パンにペンキをぽとぽと落としていましたorz“乾くと耐水性”なので洗濯しても驚きの白さ。
今回の展示では壁に直接絵を描いている作家さんが何組かいるため、搬出時もペンキ塗りがあると思われます。搬出に参加するメーターズは汚れてもいい服装で来ましょう!


では、次回はドキドキの搬入お手伝い編です~。

第三回会議のメモ

こんばんは。フクハラです。
第三回の会議で上がった企画案をのメモをざっと書き起こしました。
 現在、鈴木さんの議事録やスギモトさんの記事にあるとおり、改めて企画を考え直すような状態ですが今までのものもご参考にどうぞ。

・一人一区画
・市民が参加することで完成するもの
・携帯端末でGRコードを読み取ると何か出てくる(拡張現実、AR)
・プロジェクションマッピングと映像と音楽
・通行人に合わせて変化する
・来た人が手を加えてゆく→見るだけではない。あの空間に会話→何かが起こる
・子供たちも参加できる
・ぱちんこ
・100m走映像。世界最速が実際よくわからないから楽しめそう
・壁があったかい(手で触る系。)
・携帯を使ったモバイルアート。地下鉄を利用する人は携帯所持率が高い。かざせばアートが飛び出すような、それだけ見ても絵になるような。
・一日おきに展示が変わる(流動的な感じ、ライブ感。)
・切符展、コンペ、モザイク画

2013年8月7日水曜日

企画書についての回答&市民参加型企画について


500メーターズのスギモトです。
先日行われた「旅するアート」の搬入作業のお手伝いをさせていただき、その際8/9までの企画書の導入について話し合った内の一人です。

現在の話し合いの状況についての質問があったですが、まだメーターズ全体に話ができていないため、明確な回答ができません。曖昧な返答になってしまいますが、確認のためにも書き込ませていただきました。
結論から言うと第二回会議までに上がっていた企画については絞り込んだりはしていません。詳しくは第三回議事録を参照いただければと思いますが…。
今までに上がった企画案は全てというわけではないと思いますが、市民参加型のものについては白紙になる可能性があります。
それに至った経緯ですが、市民参加型の企画について、第三回会議の議事録にもありますが高橋喜代史(キーボー?ターボー?)さんから以下のような話がありました。

市民が自由に参加できるものになると、アーティストではないためにクオリティが下がることが懸念され、500m美術館の美術館としてのハードルが下がってしまい、その結果第一線で活躍するアーティストを呼びにくくなってしまうので、できる限り避けたいとのこと。10年後の500m美術館の在り方も考慮した上で、企画を出してほしい。
(たしかこのような内容だったかと思います…。)

これをうけ、第三回会議の後半(飲み会にかけて)は「外部からアーティストを呼ぶ」といった方向での話で進んでいたように思います。

回答になっているか若干不安ですが、どうだったでしょうか…?


また、別件ですが8/10の会議では、9月末までに部会に企画を通さなくてはいけないため、スケジュール的に企画書が先になってしまってはいますが、メーターズで作品を作るのか、それともアーティストに依頼するかをメーターズ全員で足並みを揃える意味でも改めて確認したいなと個人的に考えています。
人数が多いので一つ一つ確認していくのは大変だと思いますがなんとか工夫していきたいですね。

意見や補足などあれば、書き込みをお願いいたします。

……………………………………………………………………………………………

そしてせっかくなので簡単に自己紹介を…
自分は今年で社会人2年目にはいりました、スギモトナオキと申します。大学では立体造形を専攻し、抽象立体と陶芸について学んでいました。
もともとは作る側の人間だったのですが、ただ作るだけではなく「発信する」「見せる」という力を身につけたいと思い、様々な方と意見交流ができるこの機会に参加させていただいた次第です。
今後ともどうぞよろしくお願いします!

スギモト

500メーターズ 第3回 議事録

500メーターズ第3 議事録】
 作成者:鈴木瑠惟夏


日時:2013724 19:0021:00
場所:CAI02


1】講座 ‐マネジメントについて‐
北海道教育大学岩見沢校 芸術文化コース アートマネジメント美術研究室
三橋 純予さん
(教育大HP 研究者ページ http://kensoran.hokkyodai.ac.jp/huehp/KgApp?kyoinId=ymioggggggi

 ・マネジメントとは
 「物」をつくるのはアーティスト。「事」をつくるのはプロデューサーやキュレーターの仕事。 

 ・公共を美術館にするということ
 様々な人が見るということは、多くの厳しい目がある場だということを理解していなければならない。
 「アーティスト」の立場と「行政」とのバランスをうまくとり、マネジメントをしていくことが大切

・『普通』をデザインする
 地下歩行空間を通ることは、歩行者にとって当たり前のこと。
 当たり前というのは幸せなこと。市民にとっての「幸せな場所」」を500メーターズはデザインするということ。



・使用した資料
 
 ①ビデオ(NHK教育テレビ http://incurve.jp/archives/tv_080709nhk.html
  「アトリエインカーブ」(公式HP http://incurve.jp/news.html
      今中博之さん:アトリエインカーブ・クリエイティブディレクター
  ・障害のある人をアーティストと呼び、将来的には一人にアーティスト、クリエイターとして一人立ちさせることが目標
  ・障害をもったからこそできるデザインがある

 ②雑誌 Cultivate ( http://www.bunkanken.com/blog/54 )

 
 
2】会議 

500メーターズのロゴ数点(ごめんなさい!何点新しいか確認できませんでした!)
●企画新しい物が1つ(映像を使用したもの)

たーぼーさん
⇒大切なのはクオリティの維持。
市からの要望は「市民参加」。
しかしそうすることによってクオリティの低下は必ず起こる。
500メーターズの案の多くが「市民参加」の案を上げているが、そのことを考えてほしい。

 
<案>
・全国のギャラリーから出展してもらう


<予算関係>
・一人当たりの予算⇒道内:5万 道外:20万~30万)
・道外のアーティストに出てほしいという話が上がった場合は航空会社(例 AIR DO)とのタイアップや協力、後援にし、アーティストのチケット代や作品の運搬費を無料にしてもらうことが出来れば、呼ぶことが出来る可能性が見えてくる。
・参加することに対して「メリットのある美術館」に 

この日は案や予算以外だと、「チームワーク」のことの話になっていました(主に初登場の私が喋りすぎました失礼しました)
会議の後は行けたメンバーで飲み会という名の交流会をして、お互い何を思っているのか、500メーターズに入った理由は、実はあんなことやこんなことを考えていたんです、など本心を語る場となった気がします。
良い企画を皆で作りあげるのであれば、まずは自分たちがどのようなメンバーで構成されているのかを知り、お互いの共通する「何か」を見つけることも、大事だと思います。
これは個人作業ではなく、共同作業ですから。
お互いを知ることで役割分担などの話も、スムーズに進むかもしれませんね。

 

次回第4回会議

日時:810日 19時~

会場:CAI02

 
ロゴ案、企画案の締切は9日(金)の23時となっているそうですので、
皆さん頑張りましょう!私も頑張ります。。むむ。


 

 
 

以下興味のある方だけどうぞ

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実は私、この3回目にして初めて会議に参加させていただきました。
北海道教育大学岩見沢校 芸術文化コース アートマネジメント音楽研究室3年の鈴木 瑠惟夏(るいか)と申します。
私の特徴といえば・・・
なんでしょうね、ターボーさんが「仲を深めるためには何が必要なんだと思う?」
という問いかけに対して「お酒ですかね」と答えたのが私です。
思い出していただけましたか・・・
さて、軽く自己紹介をさせていただきます。
研究室の最後に、アートマネジメント「音楽」とあるように、主に研究室ではオペラや演劇、オーケストラ、ジャズ、その他音楽関連のイベントに関わる内容を勉強しています。
ターボ―さんとは、昨年度研究室の企画でお世話になりました。
一応その時の企画で使っていたface bookページurlを名刺代わりに貼っておきます笑

https://www.facebook.com/pages/%E5%8C%97%E6%B5%B7%E9%81%93%E6%95%99%E8%82%B2%E5%A4%A7%E5%AD%A6%E3%82%A2%E3%83%BC%E3%83%88%E3%83%9E%E3%83%8D%E3%83%BC%E3%82%B8%E3%83%A1%E3%83%B3%E3%83%88%E9%9F%B3%E6%A5%BD%E7%A0%94%E7%A9%B6%E5%AE%A4/359863734089185

今回は元々美術のマネジメントにも関心があったため、というのももちろんですが、自分の視野を広げるため、そして全てのイベント(キャンペーンイベントなども含めて)には
美術だけ、音楽だけが必要なのではなく、すべて大事で、すべて知っていて電波を張り巡らせる必要があるのでは、と最近感じるようになり、ここでたくさんの新しい刺激をもらいに行こうと思い、参加させていただきました。

みなさんよろしくおねがいします!

 

2013年8月6日火曜日

企画書について質問です!

企画書のフォームなど、あげていただき、ありがとうございます。

前回の会議に欠席したので、質問させてください。


企画が第二回までにいくつかあがっていましたが、
あの中から更に絞り込んだりはされているのでしょうか?
それとも、全くの白紙と考えて、個別に企画をあげることになっているのでしょうか?

仕事柄、Facebookのアカウントは持たないようにしたいので、ブログとメールでチェックさせてもらっていますが、
話の進み具合が分からなかったので、質問させていただきました。

そして8月10日は私も主人も都合がつかず、出席できません。すみません!

あんの なつみより

2013年8月5日月曜日

旅するアート展搬入、アーティストトークが終わりました。

こんばんは。フクハラです。

7月31~8月2日に500m美術館の新しい展示の旅するアート展の搬入をし、3日にはアーティストトークが開催されました。

...しまった、このブログでもトークの予告をしておけばよかった!!!!!!
もともとメンバー間の連絡板として立ち上げたこのブログですが、せっかく全世界からアクセスできるものなので、もう少し情報発信的な役割も果たしていけたらと個人的に思っています。
近日中に搬入のレポートもアップしたいと思います。
内部のやり取りと、外部への情報発信が混在する不思議なブログですが、なんせ今年度が初めての試みなので、できる限り色々なことを発信していけたら良いです!

2013年8月4日日曜日

次回会議、企画書について


みなさま、こんばんは。
山﨑花奈実こと、やまちゃん(ヤマカナ)です。
2年前まで京都の大学の映像学部というところでずっと映画を撮っていて
いまは札幌市立大学のデザイン学部に通っています。
専門は映画で、いま興味のある分野はwebとプロセッシングです。
よろしくお願いします!



次回の会議はスケジュールにはないですが、追加会議として
8月10日19:00〜@CAI02で行います。
そのときまでに、企画書をひとりひとつ、作成しましょう!


以下、Facebookの最近の投稿まとめです。 
Facebookで500メーターズグループに入っていない人は必ず確認して下さい。


福原ちゃんより↓

8/2の搬入中にメーターズ(略称がメーターズになりました。)で話していた気になったことを書きたいと思います。
企画書を部会に通すのが9月なので、そろそろ企画の骨格を練る段階になっています。
そこで、以下の宿題を提案します。

①企画書を作ってみる。
実行できそう、できなさそうに関わらず企画書を一人一枚作る。
成した企画書は、随時ブログかフェイスブックに上げ、みんなが会議以外でも目を通せるようにする。

②呼びたいアーティスト、面白かった(面白そうな)展示をお互いに紹介してみる。
企画書のほかに、紹介したいアート関連の物事をプレゼンし、お互いの視野を広げましょう。
(会議中じゃなくても、フェイスブックに上げてくのもGOOD。)


10日と28日の会議でそれぞれの企画等をプレゼンし、企画内容を練り上げたいと思います。
また、そろそろ役割分担もした方が良いと思います。
みなさんの得意分野を把握し、係を決めましょう。
(例:広報、連絡、文章、Tシャツ、企画つめ、飲み会番長等)

やまざきより↓

企画書のフォーマットを作ってみました。
メーリスでファイルを添付します、ご確認ください。
ファイル形式はdocとpdfです。

書けるところだけでも、空欄があってもいいと思うので、
みんな、ひとり1企画考えてみましょう。
文書でも、図や絵で表してもいいです。
ワードでも、手書きでも、ブログやFacebookに直接投稿でもいいです。
書き方は自由です。
とにかく、感じていることを具体的にしてみましょう!

作成した企画書は、Facebookまたはブログに投稿して下さい。
10日(もしくは28日)の会議前までにデータがそろうといいな、と思うので

一次締め切りは 8月9日 23時 とします。

締め切りまで1週間ないですが、よろしくお願いします。

やまざき