2014年1月31日金曜日

「Re:送っていただけませんか?」出品作家紹介その5 ~川瀬一絵さん~


 こんばんは。500メーターズで文章担当しています内山です。
今日は作家紹介第五弾として、川瀬さんを紹介します!


■川瀬一絵


『バスと魚』
 


『空の耳』



『誕生日』


 写真家。島根県出雲市生まれ。主な個展は『空の耳』(2010)、『誕生日』(2011)、『バスと魚』(2013)。http://keyring.jugem.jp/



いよいよ、展覧会明日開催です!
グランプリ展のオープニングイベントもあります。
楽しみですね!



※作品の画像、文章に誤りがあったため、修正いたしました。申し訳ございません。
 (2月2日変更)

2014年1月30日木曜日

「Re:送っていただけませんか?」出品作家紹介その4 〜森本めぐみさん、菊地和広さん、伊藤早耶さん〜

皆様、おはようございます。500メーターズの杉本です。
500メーターズの中ではデザイン部に所属し、フライヤー、ロゴマーク、キャプションなどの発案、レイアウト、データ作成などを中心に楽しく関わらせていただいています。

現在、2月1日から開催の500メーターズ企画展「Re:送っていただけませんか?」の搬入作業の2日目が終了し、500m美術館に着々と作品が設置されていっています。
何かが設置されていく様子は通行している方にも興味を持っていただいているのか、
立ち止まってご覧になっている方も見受けられます。
正確にはまだ会期前ではありますがそういった様子を目にするのは嬉しいです。
残りの搬入作業も頑張りたいと思います。

さて、今日は作家紹介第4弾ということで森本めぐみさん、菊地和広さん、伊藤早耶さんの3人をご紹介いたします!



■森本めぐみさん
「布団山(花柄の)」
木製パネル、アクリル絵の具、ラメ、水彩マジック、ニス


「Confetti」2011年
 プラスチックフィルム、プラスチックの籠、プラスチックの紐


福井県鯖江市在住の美術作家。1987年恵庭市生まれ。2011年北海道教育大学空間造形研究室卒業。10代半ばから札幌を中心に、作品発表を始める。自画像的なキャラクターが登場する演劇的な絵画やドローイングが作品発表開始時からの主な表現手段だが、近年は手芸や彫金的な技法で制作したオブジェと紙吹雪の移動や種子の発芽といった現象をくみあわせたインスタレーションなど、表現の幅を広げている。





-----------------------------------------------------------------------------



■菊地和広さん
「マーチ」 2009年 
728×1030 / デジタルプリント

1974年北海道出身。2010年より“バックヤード”の屋号でアートディレクションとデザインを手掛けつつ、自主制作のZINEやグラフィックポスター、オリジナルプロダクトなどの創作活動もおこなう。

-----------------------------------------------------------------------------


■伊藤早耶さん
「イトウサヤコ物語」 2012年
 14分 / アニメーション 

「へいたいがっこう」 2012年 
 14分 / アニメーション  

「水の循環」 2011年 
 5分 / アニメーション

1989年札幌市生まれ。2012年北海道教育大学美術コース卒業。大学からアニメーションなどの映像作品制作を始める。卒業制作「へいたいがっこう」が、荒削りながらもユニークな作品として評価され国内外の映画祭で上映される。現在は働きながら作家活動を行っている。札幌市在住。

-----------------------------------------------------------------------------


今後も引き続きほぼ毎日、作家情報を更新していく予定です。
今回で12名なので、まだ半分以上の方がいらっしゃいます。大ボリュームですね。
次回の更新もお楽しみに!会期まであと2日です!


2014年1月29日水曜日

「Re:送っていただけませんか?」出品作家紹介その3〜阿部寛文さん、荒木美由さん〜

こんばんは、500メーターズ デザイン部 山崎です。
今日は阿部寛文さん、荒木美由さんについて紹介します。



阿部寛文 さん



「単調な花」2013年 / 842×594mm /手漉き和紙、鉛筆



ELEKINENIS2013年 / 300×240mm /ジークレープリント





「単調な衝動」2012年 /182×182mm /オフセットプリント




1989年生まれ。2011年、札幌市立大学卒業。デザインス事務所を経て、フリーランスとして札幌を拠点に活動中。国内外のアーティストやイベントのデザインを多く手がけ、その他様々な分野でデザインワークを展開。また展覧会などを通し、カタチの発見、再構成による作品制作を行っている。






■荒木美由 さん


ARAKI MIYU solo exhibition/ 2013 /gallery KINGYO(東京) 撮影 波多野康介 呼吸する石シリーズ 2013




Zeit-時間」/ 2013 / 御影石



横浜の森美術展「drumming/ 2012 /楠 


1988年東京生まれ。2013年女子美術大学大学院立体芸術領域修士課程修了。石に穴を空ける彫刻をメインに、インスタレーションやパフォーマンスなど、様々な表現で制作を続けている。




本日からついに、「Re:送っていただけませんか?」展の搬入が始まりました!展示したらどのようになるのか、どきどき、わくわくしながら作業を進めています。良い展示になるよう、2月1日まで全力でがんばります!みなさま、ご期待ください☆

搬入風景を見るのもなかなか楽しいですよ〜〜!


2014年1月27日月曜日

「Re:送っていただけませんか?」出品作家紹介その2 ~淺井裕介さん、磯崎道佳さん、ELIさん、石倉美萌菜さん~

こんにちは。500メーターズリーダーの福原です。
展覧会の企画書作成、スケジュール管理・連絡、全員分ではないのですが作家さんとの連絡を担当しています。

出品作家紹介第2弾、今回は、淺井裕介さん、磯崎道佳さん、ELIさん、石倉美萌菜さんをご紹介します!

■淺井裕介さん
八百万の物語 -強く生きる 繰りかえす-
2012年
写真提供:青森公立大学国際芸術センター青森(ACAC)

太古の声を聴くように、昨日の声を聴く
2013年
写真:Takashi Homma
Courtesy of the artist and ARATANIURANO

植物になった白線@代々木公園
2011年
撮影:木奥惠三
Courtesy of the artist and ARATANIURANO

1981年 東京都生まれ。絵描き。テープ、ペン、土、埃、葉っぱ、道路用白線素材など身の回りの素材を用いて、キャンバスに限らず角砂糖の包み紙や紙ナプキンへのドローイング、泥や白線を使った巨大な壁画や地上絵のシリーズまで、あらゆる場所と共に奔放に絵画を制作する作家。2012年より熊本在住。VOCA2009 大原美術館賞、2012神奈川文化未来賞、2014タカシマヤ美術賞




■磯崎道佳さん
むこうのさくら 2010
2010年
佐倉市立美術館 千葉県佐倉市、北海道士幌町佐倉地区

様々な表現形態、素材を通じて、誰もが持つ好奇心を引き出し、新しい視点を発見する場を制作している。1968年水戸市生まれ。1996年多摩美術大学大学院美術研究科修了。2001年P.S.1/MoMAインターナショナルスタジオプログラムに参加(NY)。
現在北海道ニセコ町在住。主なプロジェクトに、面識のない者同士による手紙の交換を目的とした「パラシュートとマキオ」。参加者と巨大バルーンを制作する「ドーム/DOMEプロジェクト」。雑巾で等身大の動物を制作する「ぞうきんぞう/Zokin Zoプロジェクト」、「モップの生活/Life of Mop」 、「笑う机 - smile one the desk」など。




■ELIさん



「身体の一部をある場所に置いてくる」
2013年/写真

神奈川県在住。1988年札幌生まれ。道に落ちている物の記録や、ポストに宛てた手紙、心臓の交換、自らの身体の一部をどこかに置いてくるなど、日常の中のドラマチックをテーマにした作品を制作。主にインターネットで公開している。




■石倉美萌菜さん

「出会い系ワンピ」「出会い系ハンカチ」
2010年
刺繍・ワンピース・ハンカチ・映像・写真
 
「石倉美萌菜すごろく 2009.2.19~2009.4.17」
2010年
727×530/アクリル絵具・キャンバス

「募金箱」
2012年
30×30×50/アクリル

はじめまして石倉 美萌菜です!
絵を描くことが多かったのですが、絵以外の媒体にも興味がでてきた今日この頃です。
また以前は漲る欲求にまかせ気味に制作していました。今は自分に漲る欲求よりもなんだか世間様に影響されるようになってきたようです。しかしながら結局は自分の内面ばかりに興味があります。アーティストってそういう事が多いようです。そう言われるとまだまだです。頑張ります。



第1弾の記事にもあったように、今回の展覧会は27名ものアーティストが出品し、バラエティーに富んだ展覧会となります。
次の更新ではどんな作家さんが紹介されるのでしょうか?ご期待ください!!

2014年1月25日土曜日

「Re:送っていただけませんか?」出品作家紹介その1 ~樫見菜々子さん、進藤冬華さん、河地貢士さん、東方悠平さん~


皆さん、こんにちは。500メーターズの山内です。500メーターズでは主に文章作成・書類作成などを担当しております。

500メーターズの企画した展覧会「Re:送っていただけませんか?」まで、いよいよあと1週間となりました。今回の企画、色々見どころはあるのですが、その一つに合計27名という出品作家の多さがあります。

そこで、本日より展覧会前日まで、数日に分けて本展に出品予定の作家の方々を紹介していきます。

■樫見菜々子さん


「微風」 2007年



「風がやむ」 2012年

1980年生まれ。北海道女子大学短期大学部工芸美術学科(現北翔大学)卒業後、札幌を拠点に制作活動を行う。布やリボン、ビーズ、糸、風などを用いて一時の場面、空間を構成するインスタレーションを展開している。何気ない生活の中にある些細な出来事に視点を向けその形や匂い、空気、時間をひとつひとつ拾い集め光を当てるように表現している。


■進藤冬華さん


「積み重なる」 2012

1975年北海道札幌市出身。2000年北海道教育大学札幌校 芸術文化課程 美術・工芸コース卒業、2006年 University of Ulster, Master of Fine Arts卒業。北海道やその周辺で見られる伝統的な手芸やその素材をリサーチし、作品に取り入れる。またこうした制作物に加え、言葉や写真、作業の道具などを取り入れたインスタレーション作品も展開。伝統的な手作業を通じ、人々が暮らす地域がどのような背景を持つ場所なのかを探究している。


■東方悠平さん
「神戸ゴミタワー」 2011年 


Signals-KIAI」 2012

美術作家。1982年札幌出身。2008年筑波大学大学院修士課程芸術研究科総合造形コース修了。個展をはじめ全国の展覧会に参加。2010年に『岡本太郎現代芸術賞』に入選したほか、2011年には『神戸ビエンナーレ』の『しつらいアート国際コンンペディション』で奨励賞に輝いている。誰もが知っているようなイメージをモチーフにして、ユーモアを交えた組み合わせの作品やプロジェクトを数多く手掛けている。

■河地貢士さん
「うまい仏」  2008


「まんが農業」 2009

現代美術作家。1973年岐阜県多治見市生まれ。名古屋芸術大学美術学部デザイン科造形実験コース卒業。 現在は東京を拠点に国内外で活動中。インスタレーション、ドローイング、彫刻、写真、映像、ワークショップなど様々な手法で、日常におけるフィクションをテーマに制作をおこなう。うまい棒 (スナック菓子) を 円空仏風に彫った「うまい仏」や漫画雑誌を苗床に野菜を栽培する「まんが農業」 などは世界中のメディアで広く紹介される。



今回は、500メーターズのメンバーと年代の近い若手作家が多くなりましたね。

進藤さん、東方さんはちょうど作品制作期間中、海外に滞在しておりました。どこの国から、どんな作品を届けてくれたのでしょうか。ご期待ください!

2014年1月23日木曜日

500メーターズプロジェクト001 「Re:送っていただけませんか?」開催

 


皆さんこんにちは。
ブログへの登場はお久しぶりになります。500メーターズリーダーのフクハラです。
大変大変お待たせしました。ついに私たち500メーターズ第一回目の企画展開催のお知らせです!!!


500m美術館vol.10 500メーターズプロジェクト001

Re:送っていただけませんか?


■開催概要
名 称:500m美術館Vol.10 500メーターズプロジェクト001
    「Re:送っていただけませんか?」
会 期:2014年2月1日(土)〜3月28日(金)
時 間:7:30〜20:00 (照明点灯時間) ※最終日のみ17:00まで
観覧料:無料
場 所:札幌大通地下ギャラリー 500m美術館
    (地下鉄「大通駅」〜地下鉄東西線「バスセンター前駅」地下コンコース内)
主 催:創造都市さっぽろ・国際芸術祭実行委員会
企 画:500メーターズ
協 力:札幌大谷大学
素材協力:株式会社ぶらんとマガジン社(フリーペーパー/スコブル、薄野じゃあなる)

■作家(50音順)
赤坂真一郎
淺井裕介
阿部寛文
荒木美由
五十嵐淳+北海道組
石倉美萌菜
磯崎道佳
伊藤早耶
ELI
大久保あり
岡部昌生
風間天心
樫見菜々子
金氏徹平
川瀬一絵
河地貢士
菊地和広
小島歌織
澁谷俊彦
進藤冬華
瀬田いく子
ダムダンライ
東方悠平
藤本和彦
文月悠光×宮本柚貴
森本めぐみ

■ギャラリーツアー情報
ギャラリーツアー(参加無料)
日時:2014年2月8日(土) 17:00〜(18時終了予定)
場所:500m美術館(地下室東西線バスセンター前駅側)
※当日は暖かい服装でご参加下さい。

■展覧会趣旨文
 
この展覧会の企画にあたり、500メーターズでは500m美術館の設置場所に注目しました、地下鉄の駅と駅を結ぶ地下コンコースは、沢山の人々が通勤、通学あるいはどこか目的地へ向かうために日々往来を繰り返しています。この何気ない瞬間である“移動”の中で、私たちは絶え間なく変化してゆくのではないでしょうか?目的地だけでなく歩行中や地下鉄の中などの移動中でさえも、新たな出来事や発見との出会いが私たちを待っています。そしてそれらの刺激によって意識は変化し、私たちは日々新しい自分へと更新されてゆきます。
 
本企画展は、アーティストの方々から作品素材(またはモチーフ)として指定された「北海道で手に入るもの」を500メーターズが調達、送付し、それを基に作品を制作していただきました。500メーターズから送られる「北海道で手に入るもの」が、アーティストの世界観やアイデア、技術などを通して作品として送り返されることは、日々移動を通し変化してゆく存在である私たちの姿と重なると共に、既存のものへの「見方が変わる」「別の価値が発見できる」といった新たな解釈・感動を生み出す機会となるのではないでしょうか。

日頃見慣れたものが移動を通して新しい形に変化する。寒さのつらい道すがら、それは私たちの心をそっと引き留めて、新しいもの・自分と出会うための背中を押してくれるでしょう。

■500メーターズとは・・・
私たち500メーターズは札幌国際芸術祭のボランティアリーダーや、将来のアートマネージャーを育成するために組織された社会人や学生などの市民ボランティアで結成された500m美術館のアートマネジメントチームです。
大学教授、学芸員、アーティストなど第一線で活躍しているアート関係者をお招きし、展覧会の企画や運営についての助言を受けながら、本企画展へ向けて活動をしてきました。

 
フライヤー配布はもう少し先となりますが、画像をこちらに掲載いたします。
 
 
 
 
25日からは日替わりで出品作家さんのご紹介もしていきますのでぜひご覧ください。
まずは取り急ぎお知らせしますー!!!!


※淺井裕介さんのお名前の漢字が間違って表記されておりました。大変失礼いたしました。(2014.1.23訂正済み)

2014年1月18日土曜日

【第14回会議レポート】


 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
【第14回会議レポート】
日時:2014年1月8日(水)19:30
場所:CAI02 café
作成者(写真):佐々木蓉子

作品のレイアウトについての話し合いをしました!...
展覧会の肝であるレイアウト。作品と作品の間をきれいにつないでいくこと、
地下鉄大通駅側とバスセンター前駅側のどちらからでも展示を見られるという
500m美術館の特徴を生かした展示をすることなど、さまざまな要素を踏まえるのは難しいことなんだなとあらためて実感しました。
メンバー一同真剣に模索中です。

2/1(土)からいよいよ、500メーターズ企画「Re:送っていただけますか?」展が始まります!!

そして明日1/19(日)には、プレ企画として、
同展に出展される美術家である岡部昌生さんの公開制作が大谷大学で行われます!詳しくはこちらから→http://500m.jp/news/2406.html
 
みなさま、ぜひご参加ください!

2014年1月13日月曜日

【第13回会議 議事録】

遅くなって年が明けてしまいましたが、
前回の会議の内容をアップします。
 
【第13回会議 議事録】
日時:2013年12月18日 19:30~23:00
場所:CAI02 café
作成者:磯野清香

【レクチャー講師:漆 崇博さん】
AISプランニング代表
アーティストインスクール、おとどけアート、よりどこオノベカ等のはたらき
http://www.icc-jp.com/features/2010/02/000799.php http://ais-p.jp
札幌国際芸術祭2014のプロジェクトマネージャーで
ボランティアの取りまとめを行っています。
今回はその話がメインでした。

ボランティア大募集中!!(〜5/15)
すでに100名近くの市民がボランティア登録をしていますが、目標は1000人!
ボランティアが多いほど関心が集まり集客もよくなるのでぜひ登録をして下さい!
 
ボランティアをするメリット
・ プロのキュレーター、スタッフのノウハウが知れる
・ 間近でアーティストと関われる
・ 作品を見るだけではわからない裏側を知れる
・ ネットワークが広がり、今後の活動の幅が広がる
・ 10代〜80代まで幅広い年齢層の方と交流できる
・ 普段得られない体験・経験ができる
 
ガイド、警備、ワークショップなど…希望する活動ができるのか?
ひとつの活動しかできないのか?などの不安もでましたが、
そのような意見をぜひボランティアミーティングで出して欲しい。
ボランティアリーダーを3月頃に決めるので、
500メーターズの皆さんには期待しています!とのことです。
 
プレフェスティバルイベントもますます充実!
プログラム④「芸術祭的視点からアートツーリズムを探るワークショップ」1/26〜
プログラム⑤「札幌から育つ、夢見る子どもたちの未来へ〜子ども映画制作ワークショップの現場から」3/14
プログラム⑥「札幌市資料館を再考する〜アートによる歴史的建造物の活用と展望」3/23
 
 
【500メーターズ会議】
作家さんからリクエストのあった素材の調達に奮闘しています!
さすが、一筋縄ではいかない面白い素材ばかり。
準備が出来たら作家さん達のもとへ送られて行きます〜。
どんな作品になって返ってくるのか楽しみです♪