【500メーターズ第4回会議 レクチャー議事録】
2013/8/28(水)19:00〜 越山計画
議事録作成者:磯野清香
レクチャー「アートプロジェクトについて」
S-AIR 柴田尚 様
1)S-AIR (sapporo airtist in residents)について
①レジデンス
アーティストを一定期間招き、滞在しながら作品制作を行わせる事業のこと。
S-AIRでは設立から14年間で一ヶ月以上の滞在作家を32カ国77名招き、300回以上の展覧会を開いている。
2008年に国際交流基金地球市民賞を受賞。http://www.s-air.org
柴田さんの記憶に残るアーティスト達
・ Apichatpong Weerasethakul(タイ2001)映像作品がカンヌ国際映画祭で受賞
・ Royston Tan(シンガポール2004)ニセコで予算10万円で映画を撮った
・ Qiu Zhijie(中国1999)当時中国では現代アートが規制されていた。出来ないことを環境のせいにしない意識。
②レジデンス以外の事業
S-AIR AWARD(札幌のアーティストを海外へ派遣)
国際交流基金からの委託AIR
AISプランニング、アーティスト・イン・スクール
地域資源を活用したスノースケープモエレ
500m美術館の企画運営など
2)500m美術館企画を考えるヒント
①資金
他のイベントのフライヤーにはアートに協力的な協賛企業が載っている!
資金は出せないが物資の援助ならできるという企業もある。
(ex油粘土のサンプル提供、印刷会社とのタイアップで安く高品質に)
こちらがダメだろうと思っていることが先方も同じとは限らない。
依頼する際には最低限、プロフィールと企画書が必要
②500メーターズの売りとは?
では自分達の売り、求められていることはなんだろうか?
地域のプラス、企業のプラスになることはなんだろうか?
500メーターズの強みは、素人の市民が大人数いること、
地の利があること、個々人のバックボーンは広いこと、などではないか。
徹底的に分析することが必要。
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