2013年9月30日月曜日

【第7回会議レポ】

【第7回会議レポ】
日時:2013年9月25日 19:15〜22:00
場所:CAI02
作成者:磯野清香
 
企画決定!!
 
企画部による企画書プレゼンが行われ、
満場一致で可決しました!

福原ちゃん&櫻田くん&津田ちゃん
一生懸命徹夜で考えてくれて本当にありがとう!
10/10に500m美術館関係者の方々へプレゼンする予定です。ドキドキ。。
 
依頼したい作家さんを挙げてみると、
それぞれ好きな人のオンパレード(笑)
ひとしきり作家さんの画像を見て盛り上がりました。
が…選考の基準に統一性がないことに気づき、次回の宿題となりました。
 
また仕事内容や役割分担の再構成をしました。
デザインチームはロゴ、Tシャツ、フライヤー、キャプション作成などなど大忙しになりそうな予感☆
ロゴに関してはデザイン候補が出来上がったので、現在メンバー間で投票をしています。お楽しみに!

次回会議予定は10/16(水)19:15〜です。
 
やっと企画内容が固まってきました!
今まで生まれては消えていったアイデアも、決して無駄ではないはず。
500メーターズが考える500m美術館を、素人ながら真剣に議論してきました。ここからが折り返し地点。色んな問題に直面すると思いますががんばるぞー!
 

2013年9月14日土曜日

青森レポートについて

こんにちは。
フクハラです。

先日の5回会議議事録にありましたように、先週青森に個人的な旅行もかねてリサーチに行ってまいりました。
一度、私の会議でのリサーチ発表内容を議事録に上げていたのですが、実際の内容と議事録とで異なる部分があり誤解をまねく恐れがあるため、その部分を削除いたしました。
申し訳ありません。

後日、改めて私の方から青森レポートをアップします。
よろしくお願いいたします。

2013年9月12日木曜日

第6回会議 議事録

【第6回会議 議事録】

日時:2013911

場所:すすきのサンローゼ

作成者:佐々木蓉子

 

以下今回のミーティングで話し合われた内容です。確認よろしくお願いいたします!

 

 

〈展示内容についてのこまごましたアイディアの出し合い〉

�アートピースについて

素材の案

・ジンギスカン鍋(アルミでできた安価なもの)

・野菜

・子供のころの衣料品などの衣服(作品としてはパッチワークのようなもの)→人の思い出や歴史を感じる作品に触れたとき人は感動するという考えから。

・最初のころにも挙がっていた、ペットボトルのような、日常生活の中で身近な素材→見慣れた日常に対する認識を変えることができるのでは

 

○アートピースで北海道モチーフを扱うことについて(ジンギスカン鍋、野菜等)

500m美術館が北海道にあるからという理由だけでは通用しない。その素材を扱う理由を誰もが納得するように説明できるように!

 

○野菜の案の詳細

段ボール箱入りの道産野菜をアーティストさんに送り、段ボールや、中にはいっていた野菜そのものを使った作品を送り返してもらう。

 

野菜を展示の素材(テーマ)にすることの意義

・アートと、市民を対象とした食育とを絡められる。農家の在り方と、アーティストの在り方に関連性が見いだせる。

・市民にとって「食」は身近で、興味を持って受け入れやすいテーマ。「北海道の野菜はおいしい」という意識持っているであろう道外の人の興味もひける。

 

�新しくで出てきたアイディア→LEDライトによる光る展示(「とにかく光らせたい!」…やりたいことから入っていく企画方法)

→光る文字、光る野菜(野菜は前述のテーマと関連してます。)

 

 

〈アイディアを出していくなかで出てきた意見〉

まだ、展示についての全員の考えがまとまっていない、煮え切らない。

500m美術館とはどのような空間なのかという考えをみんなで共有できてないのでは?

今の状況で、展示内容の表面だけのアイディアを出し続けるのはよくない。

 

→まずは全員が納得するテーマを決定して、そのあとで企画係が内容を詰めていくのがよい。

個人的にやりたいことをしゃべり続けていてもまとまらない⇒まずテーマだけ決め、全員が納得することが重要!

 

企画係の方たちが、いま挙がっているテーマ(アートピース・サイトスペシフィック・大蝦夷絵巻等)の展示内容を詰め、会議でメーターズメンバーにプレゼンし、そこから全員で1つのテーマに絞る形を取るのがよいという結論になりました。

(企画係の方々、よろしくお願いします!)

 

 

〈その他話し合われたこと〉

�今出ているテーマ同士の関連性について

アートピースも、大蝦夷絵巻も、結局はサイトスペシフィックの中に入ってくるのでは?

 

�ロゴマークについて

・今後500メーターズの名刺を作る際に使用したい。

Facebook上で、よいと思ったデザインに各自いいね!する形式をとるのがいい。

 

�広報係について

今後考えられる仕事は、Facebookとブログの更新・ラジオ出演等プレスリリース

 

***************************************

〈次回会議〉

日時:925日 1930

場所:CAI02

会議内容:テーマの決定

 

 

2013年9月7日土曜日


【500メーターズ第5回会議・レクチャー議事録】 

日時:2013/9/4 (水)19:30~ 
場所:越山計画 
作成者:スギモトナオキ

《第1部》レクチャー「美術館の役割について」 

講師:柴勤 様(北海道立近代美術館学芸員) 
配布資料はFacebookにてPDFを設置します。余分はどなたかが預かっているかと思いますが必要であればコピーします。 

以下、口頭でのキーワードをまとめました。

■美術館はただ展覧会をするだけでなく、教育普及活動(例えば美術講演会やミュージアムコンサートなど)もそれと同じ位置づけで、お互いに作用し、高め合う関係で存在する。 

■美術館は、展示作品だけでなく美術館という“場”を使って来場者の心を豊かにする。 
 (…例えばフランスでは、常設展が無料で開放されている場合がほとんどで、来場者は食事や読書など鑑賞以外の目的で利用しているような場所となっている。行政が文化の普及のために日本の10倍もの予算を出している背景もある。)

■近代美術館では、開館以来30数年に渡り、講演会などのイベントを開催してきたが、今でも方法を模索し続けている。知ってもらう努力ををし続けなければならない。しかし、美術の普及は美術館の中だけでは限界があるため、外とのネットワーク、環境づくりが重要になってくる。

■作品をどう見せたいかと同じくらいに、来場者はいったいどんなときに美術館に訪れるかというような鑑賞者側からの視点を常に意識しながら企画を考えている。そのため、市民の声・ニーズを調べることも大事。 

■500m美術館について 
・500m美術館という場そのものを楽しんでもらうといった視点もあり。 
・通常の美術館と違い、目的に集客が含まれていない。 
・鑑賞目的でない人でも鑑賞が可能。今日の美術館のように閉ざされている“箱”タイプの美術館ではない。 
・作品の保護についてはいってしまえば程度問題であり、通常の美術館では最初の鑑賞者と最後の鑑賞者に同じクオリティで提供しなければいけないことが多いが、触れる前提の作品、砂澤ビッキの作品のように風化も含めたものも効果的に展示できる。


 休憩時間》 「福原先生による青森レポート」 

※2013.9.13追記
後日改めて福原先生からレポートが投稿されます。
若干内容にズレがあることが懸念されるため、誤解防止も兼ねて
一旦ここの部分を削除いたします。ご了承ください。 

 第2部》「第5回500メーターズ会議 」(20:40~) 

出席者:杉本、福津、津田、佐々木、南、金、福原(部分参加)、キーボーさん(部分参加) 

結論でいえば、今回の会議の目標の「仮テーマ決定」には至らずでしたが、今までにあがっていた「アートピース」「大蝦夷絵巻」「美術史入門」などについて詰められる箇所を詰めました。 念のため、これまでのそれぞれの概要について記載します。 

【アートピース】 
…アーティストの方に何か小さな媒体となるものを送り、それをもとに作品を制作し返送してもらう。返送されてきたものを壁面上で構成する。 
【大蝦夷現代絵巻・詩歌】 
…500m美術館のどちら側から見てもストーリーになっているという展示。具体的には作家の人に文章を依頼し、“言葉”を使った視覚化した展示となる。 
【美術史入門】 
…500mでこの時期に行うのに最適なものは何か、といった点から生まれた案。2014年7月より開催の札幌国際芸術祭に向け、主に現代美術とは何かを解説するような展示を一部に設けるといったもの。 

以下、会議内容です。 

アートピースについて 
・前回会議終了後の飲み会にて、アートピースとして送る媒体に往復ハガキはどうかという意見(展示の物理的な制約や経済面などの現実的な問題をクリアしているため)
→今回の会議にてハガキというアナログな手段を用いる理由が若干弱い点が指摘された。 

・媒体の案として北海道特有の地域的な日用品など(具体案は出ず)をそれが一般的に定着していない地域に送って作品化してもらうのはどうか。
→立体物を運ぶのは経済的に厳しいのではないか。 

・媒体はハガキとして不特定多数の一般の人に配布し、それぞれが見たい分野の人にそれを送るのはどうか(企画内容はハガキに記載)
→500メーターズ自身が“一般の人”という肩書きで集まっているので、500メーターズの中だけで可能ではないか、という意見があった。

大蝦夷現代絵巻について 
・135mある展示部分において“言葉”はメディア次第で拡大などがある程度自由が効くことから物理的には十分可能ではないか。 

・先に出たアートピースのハガキと結びつけて、ハガキに言葉・文章を直筆で書いてもらえば、手書き感を残しつつ拡大処理などを行い、展示することができるのではないか(原本もアクリルケースなどで保護して展示)。 

・柴さんからハガキなら版画という手段もあるとのご意見もいただいた。 

美術入門について 
・500メーターズ企画内の中でさらに展示スペースを割いて行うというような方向で前回まですすんでいたが、500メーターズ企画の中で分けるのはあまりよくないといった指摘がされていたため、改めて500メーターズとしてやる意味はあるのかという点で話し合いをしたところ、別スペースを設けてまで行うものではない、という結論に至った。 
もし、そういった要素を設けるならばQRコードを用いたものかフリーペーパーで代用が可能でもあり、展示作品の近くに関連要素として用意する程度でいいのではないか。

・“美術入門”に変わる名称が必要ではないかという意見もあった。
→保留

テーマについて 
柴さんより
・500メーターズが結局「何を見せたい」のかが見えにくい。
・どうすれば鑑賞者がどうしたら作品を見てくれるのかという工夫についても重要ではないか。
・今の段階から招致したいアーティストとコンタクトを取りはじめてもよいのではないか。
というご意見をいただいた。 

これをうけて、まず企画のテーマが明確に決まっていないことが原因であると認識。 
これまでのテーマの有力候補であった「価値観を変える」だったが、アート全てにいえることではないかとキーボーさんからもご指摘をいただいて、「価値観を変える」でいくとするならば「○○についての価値観を変える」の○○の部分にあたるもの、または全く新しいものの設定が必要であるとの結論に至ったところで会議が終了した。 

その他(会議終了後) 
・500メーターズの見せたいものとして、それぞれが今後の活動が期待されるような若手作家(アーティストの卵?原石?)をピックアップするのはどうか。
例として上がったのが以下の人物 
○橋本わこ(津田案)…札幌市立大3年/着物クリエーター/着物雑誌「こゆるり」編集長 
[参考]札幌人図鑑→http://sapporojinzukan.sapolog.com/e399279.html 
○OOOO[オーフォー](金案)…京都にギャラリーとショップを構えながら活動する男性4人で構成されるアートグループ 
[参考]Kaikai Kiki Gallery→http://gallery-kaikaikiki.com/category/artists/abr_geisai/oooo/ 

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まとめと今後に向けて 
今回の会議では、「美術入門」については特別、スペースを設けては行わないということが決まりました。そしてテーマについては500メーターズが何を見せたいのかを改めて検討する必要が出てきました。「価値観を変える」だけでは曖昧で不十分なので、もう一歩踏み込んで明確なものにすることが必要です。具体的なたたき台がなければ話が進まないと思うので、各自次回までに案を用意してくるといいと思います。事前にFB等で発表で公開しておくのも一つの手です。 
また、会議の進行方法ですが、従来の全体で意見を出し合う形式と少人数グループで分けて意見を出し合ったあとに全体でグループ毎に意見を出し合うといった形式を上手く使い分けると効率が上がるかもしれません。 


【次回会議予定と今月中のスケジュール】 
○次回会議 
日時:9月11日(水) 19:30~ 
※自主会議のためレクチャーがないので長時間会議が可能です。また、佐野さんキーボーさんは不在だと思われます。 
場所:未定…CAI02は使えない模様。未確認です。 
内容:テーマの決定 

○次々回会議 
日時:9月25日(水) 19:30~ 
場所:CAI02 
内容:テーマ確定、(当初の予定では企画展タイトル決定)


長文、お付き合いありがとうございました。
スギモトナオキ


2013年9月4日水曜日

8/28 第4回会議 会議の議事録

2013/8/28(水)19:00〜
500メーターズ第4回会議@越山計画
議事録作成:山崎花奈美
レクチャー:S-AIR 柴田尚 様

今回の会議では、まず、前回会議で出たテーマについて議論しました。「国際芸術祭に向けての美術史入門」「アートピース」「価値観が変わる」について多くの意見がありましたが、結果、本会議でもテーマ決定までには至りませんでした。次回会議9月4日にテーマを仮決定します。
会議後、飲み会でもテーマについて盛り上がりました。「アートピース」で送るモノを「往復ハガキ」にして、いろいろなアーティスト(ギャラリー)に往復ハガキを送り、返送していただく。という案です。議事録、最後に詳しく書いたのでそちらもご覧いただければと思います。

【連絡事項】
次回会議について
第5回会議
レクチャー:柴 勤 様
日程:9月4日
時間:19時30分〜
場所:越山計画
【近日中のスケジュール】
9月4日(会議):テーマ決定
9月11日(会議):細かい内容
9月25日(会議):テーマ確定
→そこから企画書作成(先に打診する場合は作家との関係性による

「旅するアート」の開催期間は11月8日までになりました。
※ 当初のスケジュールから変更になっているので、要注意です
11月8日:夜より搬出作業
11月9日:昼間~夜に搬出作業
汚れてもいい格好で来てください!
翌週、次回展示の搬入
11月13日:搬入
11月14日:搬入
11月15日:搬入
翌日から次回展示開始です
【決定事項】
役割分担
記録:せっちゃん 関百香
広報:なべちゃん 渡部早稀  ミナミちゃん 南沙樹 

以下、会議の詳細になります
【1】 前回会議で出したテーマについて
① 美術史入門
アーティストに「自分の美術史の見え方」のような展示をしてもらうのはどうだろうか?
どういう展示になるのか、なにから始めるのか、を考えなければいけない。
便器(デュシャン)から始めるのは?
便器をみたときに、なんでみんなが面白いと思ったか、が伝わればいいのではないか。
私たちだけで「美術史」の展示を考えても、わかりにくくなる可能性があるので、企画書を持って上遠野先生(札幌市立大学 教授)にご相談に行く。
プロ目線と素人目線でわかりやすく、つくっていく。
8/28に札幌国際芸術祭のプレイベントがあり、「国際芸術祭に向けての美術史入門」は札幌市としてもやりたいことなのではないか、という意見もありました。

美術は文脈がわからないと楽しめないこともある
わかりやすい美術史を国際芸術祭が始まる前に。この時期しかできないものである。
例(大住さん)
ドナルド・ジャッドのような作品を、
現代の北海道(?)のアーティストはこのようにつくっていますという展示
歴史をふまえながら、こうなった理由を説明する
→鑑賞者の自由を奪ってしまうのでは?→ここは難しいところ
→現代アートをみる、ひとつのものさしになれば。

アーティストに頼むなら、出来上がるのがぎりぎりなので、
それに対しての解説をつくるのが大変
→すでに作ってあるものなら、できるかもしれない
→サイトスペシフィックということになると、新たに作ってもらうことになるのでは?

「アートピース」、「美術史」2つの企画を行う、という意見に対して
キーボーさんから「2つのテーマを扱うのは、あまりよくないんじゃないか」といったコメントをいただきました。

②価値観を変える
○○の価値観を変える、という企画は?
「価値観を変える」展示の話し合いのときに「美術史」に対する反対意見も出ました
→美術史の展示は果たして、北海道の500メートル美術館でやる意味があるのか
 見やすい作品を展示する
 美術入門とするのは違う気がする

「価値観を変える」についての意見
身近なものの、見方を変える展示?
見方を教える、というのは好ましくない
わかりやすいものと、挑戦的なもの、どちらも置いてみたい

500m美術館をみて、来年のビエンナーレがみたくなる、という展示
一般的な人々は抽象絵画、現代アートに嫌気がさしているかもしれない
しかし、アートを知らないおじいちゃんとかが、意味もわからない作品を
「この作品いいなー」と言ったりするので、わかりやすくする必要もないのではないか
いかに知識がない人でも度肝を抜かれるような作品を展示することもいい
こうすれば押し付けがましさもないのでは
→美術館に置かれるような作品が公共空間に置かれるということの問題があるのでは
500m美術館の保険の問題、作品保護の問題が出てくる

③他意見について
携帯と連動してバーコード(QRコード?)を使用する
作品についてもっと知りたければ、バーコードにアクセスして作品の情報をみる
→携帯持ってない人は?格差が出てしまう

作家がどういう意図で作ったのか、知りたい作品がたくさんある
もっと情報がしりたい→アーティストトークをきいたら作品の見方がすごくかわる

もっとアーティストのことを知るべき
アーティストのことがわかれば、もっと企画がぽんぽん生まれてく
展示の候補のアーティストも同時に調べていくといい

キーボーさんより、500メートル美術館のアーティスト決め方
テーマを出して思い浮かぶアーティスト+たりないアーティストを調べて部会へ
→部会でまたアーティストを考える
道展のカタログ、(立体の人が)この人が平面作品を作ったらどのようになるのか、など考える
一度、500m美術館に出品した人は基本的に再度展示できない
けど、メーターズ企画としてはいいんじゃないか?

【決め方を決める】ことも必要

柴田さんよりコメント
CAIやS-AIRができないような、500メーターズ独自の視点でつくる展覧会がみたい
メイン展示をつくって、それから細かい気配りのサービスをつくればいいのではないか。
メンバーがたくさんいる、みんなバックグラウンドが違うので、それを活かす

*あの面積の展示を予算なくても人に見せるレベルにすること!
予算0で考えるくらいがいいかも
作家以外の人、作家以外の要素、巻き込めないだろうか?
******************************************
会議後、飲み会にてテーマについて盛り上がりました。「アートピース」で送るモノを「往復ハガキ」にして、いろいろなアーティスト(ギャラリー)に往復ハガキを送り、返送していただく。という案です。国内外のアーティストにハガキを送り、返送されてきたものを展示、返送がなかったものは"返信がありませんでした"という旨を書いたハガキを展示。(例:ドイツ在住 ゲルハルト・リヒターさんからはお返事いただけませんでした 等)
→現代美術作家に限らず、作家(文章)や漫画家などにも送ることで、アートと言葉の展示にもなる。
→問題点としては、作品保護があります。有名な作家からご返信いただいたら、持っていかれてしまうのではないか
→アクリルケース?アクリル板?で保護をする

8/28 第4回会議 レクチャーの議事録

500メーターズ第4回会議 レクチャー議事録】

2013/8/28(水)1900〜 越山計画

議事録作成者:磯野清香


レクチャー「アートプロジェクトについて」

S-AIR 柴田尚 

 

1)S-AIR (sapporo airtist in residents)について

 レジデンス

アーティストを一定期間招き、滞在しながら作品制作を行わせる事業のこと。

S-AIRでは設立から14年間で一ヶ月以上の滞在作家を32カ国77名招き、300回以上の展覧会を開いている。

2008年に国際交流基金地球市民賞を受賞。http://www.s-air.org

柴田さんの記憶に残るアーティスト達

  Apichatpong Weerasethakul(タイ2001)映像作品がカンヌ国際映画祭で受賞

  Royston Tan(シンガポール2004)ニセコで予算10万円で映画を撮った

  Qiu Zhijie(中国1999)当時中国では現代アートが規制されていた。出来ないことを環境のせいにしない意識。

レジデンス以外の事業

S-AIR AWARD札幌のアーティストを海外へ派遣)

国際交流基金からの委託AIR

AISプランニング、アーティスト・イン・スクール

地域資源を活用したスノースケープモエレ

500m美術館の企画運営など

 

2)500m美術館企画を考えるヒント

資金

他のイベントのフライヤーにはアートに協力的な協賛企業が載っている!

資金は出せないが物資の援助ならできるという企業もある。

ex油粘土のサンプル提供、印刷会社とのタイアップで安く高品質に)

こちらがダメだろうと思っていることが先方も同じとは限らない。

依頼する際には最低限、プロフィールと企画書が必要

 

500メーターズの売りとは?

では自分達の売り、求められていることはなんだろうか?

地域のプラス、企業のプラスになることはなんだろうか? 

500メーターズの強みは、素人の市民が大人数いること、

地の利があること、個々人のバックボーンは広いこと、などではないか。

徹底的に分析することが必要。