2014年3月28日金曜日

ついに今日までです!

こんばんは。
ふくはらです。
2月1日から始まった500メーターズ企画展「Re:送っていただけませんか?」は、なんと!

本日17時までです!!



まだ見ていない方は是非足をお運びくださいませ。
ちなみに札幌、今日は最高気温11度らしいので会期スタート時よりも鑑賞しやすくなっているかと思います。
石倉美萌菜さんの作品がスタート時から更新されており、同時開催されているグランプリ展のWhite Playも羽の量や動きが変化しています。
すでに一度見ていただいた方も、ぜひ最後にもう一度ご覧ください。

さて、最後の最後となってしまいましたが、ここで私も感想、写真等を少し。


8月企画会議写真


私は普段は大学で絵画を制作しています。
このプロジェクトでは、展示の技術を盗みたい、アーティストさんと作品について話したい、展覧会の裏側を覗きたい、という思いから参加し、やるなら面白いポジションにつかなければとでしゃばり今回リーダーを務めさせていただきました。

参加当時はコーディネーターのお手伝い程度だと考えていたのですが、実際は展覧会についてのレクチャーを受けながら、予算、期間、場所(500m壁面部分)が与えられ、ボランティアが主体となっての展覧会企画・運営というプロジェクト。
はい、正直当初は「えらいのに参加してしまったな。」と感じていました。

実際にやってみると...やっぱり想像していた以上に大変でした。
展覧会に表出されない部分、つまりは企画作成や連絡、スケジュール管理等の細かな仕事量が多く、チームのみんなで分担しながらなんとか準備して来れました。
しかし逆に言えば、実際の美術の展覧会やプロジェクトの現場も(というより仕事そのものがとも言えますが)、完成して見ていただける部分よりも下準備の方が膨大であり、かつその骨をしっかりと作りこまなければならないということをまざまざと実感させられました。


テレビ取材終了後、みんなで記念撮影。しぇー!じゃないよ、メーターズのSだよ。


特に、500m美術館は公共空間であること、作品がむき出しで展示されることは、良くも悪くも大きな特徴だと思います。
「コンコース内にあり誰でも無料で見れる」ということはうれしいことでもあるのですが、その分見る人・見ざるをえない人の層も広い。美術に興味のある人だけじゃなく、そうでない人も楽しめ興味を持っていただける(時には心を揺さぶる!)ような内容にするにはどうしたらよいか、随分と議論が交わされました。
さて、このような独特な場所である500m次回はどんな企画展が生まれるのでしょうか。



展示スペースシュミレーション中写真


アートの現場で働きたいと考えている方、特にキュレーター、マネージャー、コーディネーター等、企画の仕事をしたいぜ!!という方はぜひ次年度ご参加くださいね。
私もサブリーダーも大変だった大変だった言ってますが、スペースと予算が最初からついていて企画ができるというところは貴重だと思います。

最後に今回のプロジェクトは、500メーターズのメンバーそれぞれにとってとても貴重な経験になりました。学校や仕事を持つ中での活動で大変な時期もありましたが、この経験を通して多くのメンバーが、美術の世界で活躍したい、もっと深く学びたいと強く心に抱いたと思います。
不慣れなことが多くご迷惑をおかけしてしまったことが多かったのですが(私だけか。)、快く作品を出品していただいた作家の皆様、素材調達にご協力いただいた皆様に深く感謝いたします。


リーダー
ふくはら

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